壮大な惑星パンドラで、人類と先住民族ナヴィの“生き方の違い”がぶつかる物語。
車椅子の元兵士ジェイクがアバターを通して異文化に触れ、人生を揺さぶられていく——。
作品概要
- 作品名: アバター(Avatar)
- 公開年: 2009年
- 監督: ジェームズ・キャメロン
ストーリー概要
地球人は希少鉱物の採掘のため、豊かな自然が広がる惑星パンドラへと進出。
そこに派遣された元海兵隊員ジェイクは、ナヴィの身体“アバター”を通して彼らと心を通わせていく。
主要登場人物
ジェイク・サリー
車椅子生活の元海兵隊員。亡くなった兄の代わりにアバター計画へ参加。
任務とナヴィへの共感の間で揺れ動く主人公。
ネイティリ
オマティカヤ族の女性戦士。ジェイクを救い、ナヴィの生き方を教える存在。
自然との繋がりを誰よりも大切にしている。
グレイス博士(グレイス・オーガスティン)
アバター計画を率いる科学者。ナヴィ文化を深く理解し尊重する研究者。
クオリッチ大佐
基地の軍事責任者。パンドラを“攻略すべき戦場”と捉える強硬派。
ジェイクを潜入要員として利用しようとする。
パーカー・セルフリッジ
採鉱事業の責任者。利益を最優先し、状況次第で軍事行動にも同意するタイプ。
あらすじ(ネタバレなし)
パンドラとアバター計画
舞台は22世紀、エネルギー危機に直面した地球。
人類は解決のため、宇宙の彼方にある惑星パンドラで希少鉱石「アンオブタニウム」を採掘しようとしていた。
しかしパンドラには先住民族“ナヴィ”が暮らしており、彼らの聖地に鉱石が眠るため対立は避けられない状況だった。
ジェイクがアバター計画に参加
亡き兄の代わりに参加したジェイクは、アバターの肉体に意識をリンクさせることで、自由に走り回る喜びを取り戻す。
同時に軍からは「ナヴィの内情を探れ」と密命を与えられていた。
ネイティリとの出会い
森で危険に襲われたジェイクを救ったのがナヴィの女性戦士ネイティリ。
彼女はジェイクに興味を抱きつつも、未熟さや自然への無理解を厳しく指摘する。
やがて彼はナヴィの文化に魅了され、軍の方針に疑問を抱くようになる。
しかし、人類側は対話ではなく“力による解決”へと傾き始めていた——。
※このあとネタバレを含みます
ここから先はストーリーの核心に触れます。
映画を未視聴の方はご注意ください。
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あらすじ(ネタバレあり)
ナヴィの一員として認められるジェイク
ジェイクはネイティリの導きでオマティカヤ族の文化を学び、儀式“イクランとの絆結び”に成功。
一人前の戦士として認められるようになる。
彼はナヴィと過ごす中で「パンドラの自然を守りたい」と強く願うようになり、軍や企業の姿勢に大きな疑問を抱き始める。
ホームツリー崩壊
交渉が進まないことに痺れを切らした軍と企業は、ついにナヴィの巨大な住居“ホームツリー”を破壊する作戦に踏み切る。
ジェイクは説得に向かうが間に合わず、多くのナヴィが住処を追われてしまう。
信頼を失ったジェイク、償いの行動へ
潜入していた事実が露見し、ナヴィから信頼を完全に失うジェイク。
彼は償いを誓い、伝説の獣“トルーク”を乗りこなすことで、改めてオマティカヤ族に受け入れられる。
パンドラ全土を巻き込む最終決戦
ジェイクはナヴィの戦士たちを率い、人類側の軍に反撃。
パンドラの生物たちも自然の意思に導かれるように戦いへ加勢し、形勢は一気に逆転する。
最終的にジェイクとネイティリの連携でクオリッチ大佐を撃破。
地球人の大半はパンドラから撤退することになる。
本物のナヴィへ——ジェイクの決断
戦後、ジェイクはアバターの身体に永続的に魂を移す儀式を受ける。
肉体は人間からナヴィへと完全に移り変わり、物語は彼の“新しい人生の始まり”で幕を閉じる。
見どころ・テーマ解説
異文化理解の物語
ジェイクとネイティリの関係は、文化の違いを超えて信頼が育つ過程を描いた重要な軸。
生態系そのものが主人公
パンドラの自然や生物が物語に深く関わる点は、環境映画としてもユニーク。
シリーズ全体の土台となる“ジェイクの選択”
1作目のラストが、2作目・3作目へ大きく影響していく。


