『ストレンジャー・シングス』って、ストーリーもキャラも最高なんですけど、もうひとつ外せないのが80年代の選曲センスですよね。
TOTOの「Africa」やThe Clashの「Should I Stay or Should I Go」、Kate Bush「Running Up That Hill」、Limahl「Never Ending Story」、Metallica「Master of Puppets」など、いわゆる“親世代の曲”が一気に世界中のチャートに返り咲いたのもこのドラマのおかげ。
ここでは、ドラマの中で印象的に使われたお気に入りの80’s曲+どういうシーンで流れたか+公式MVリンクを、シーズンごとにざっくりまとめてみます。
シーズン1:ホーキンスの“入口”を彩る80’s
「Africa」 / Toto
ホーキンスの世界にいきなり放り込まれる第1話で流れるのが、Totoの「Africa」。
ウィーラー家のティーンエイジャーたちのシーンでかかり、**「ちょっと田舎だけど、ちゃんと80年代青春してる町」**という空気を一気に作ってくれます。
「Should I Stay or Should I Go」 / The Clash
シーズン1を象徴する曲と言えばこれ。
ウィルとジョナサン兄弟の“ふたりだけのロックアンセム”として登場し、裏側の世界に閉じ込められたウィルと現実世界の家族をつなぐキーになります。
物語のテーマそのものみたいなタイトルで、「ここに留まるべきか、逃げるべきか」という感情ともすごくハマっているのがずるい。
シーズン2:ちょっと大人になっていく子どもたちとバラード
「Time After Time」 / Cyndi Lauper
シーズン2の終盤、「スノーボール」のダンスパーティで流れる1曲。
恋愛モードに入り始めたキャラたちと、どこか取り残されそうなウィルの感情がごちゃっと混ざるあの空気を、切ないシンセバラードが完璧に支えています。
「Every Breath You Take」 / The Police
同じくスノーボールのラスト近くで流れる曲。
歌詞だけ見るとかなり執着系なんですが、ドラマの中では**「やっと一息つけた、短い平和な時間」**として機能していて、視聴者側は余計に胸がきゅっとなるやつ。
「Whip It」 / Devo
シーズン2で、子どもたちのにぎやかな日常シーンを彩るニューウェーブ名曲。
シンセと独特のノリが強すぎて、「あ、今まさに80年代のど真ん中にいるな」という感覚を一瞬で作ってくれます。シリアスな展開の合間に、ちょっとふざけた空気を入れてくるバランスの良さもストレンジャー・シングスらしい。
シーズン3:モールとポップソングと“Never Ending Story”
「Material Girl」 / Madonna
スターコート・モールで、イレブン&マックスがショッピングを満喫するシーンで流れるのがこの曲。
二人がガンガン着替えながらはしゃぐ、ティーン映画的な王道モンタージュに、マドンナのキラキラ感がぴったり。
ホラー要素や陰謀だらけの作品なのに、ちゃんとこういう“普通の女の子の時間”もあるのが好きです。
「Never Ending Story」 / Limahl
シーズン3最終話で、世界の命運がかかったタイミングなのに、ダスティンとスージーが無線でデュエットし始めるあの曲。
シリアスな場面にあえてド直球の80sファンタジー主題歌をぶち込んでくるセンスが最高で、笑いながらちょっと泣きそうになる名シーンです。

シーズン4:ヴェクナの恐怖と一緒に蘇った名曲たち
「Running Up That Hill (A Deal With God)」 / Kate Bush
シーズン4の象徴曲。
マックスがヴェクナの呪いから逃げるあのシーンで流れ、彼女の“心の避難場所”として機能する1曲です。
ドラマ放送後、世界中のチャートで再ブレイクしたのはニュースにもなりましたが、
「曲そのものの良さ+物語との結びつき」がここまでハマる例ってなかなかないと思います。
「Pass the Dutchie」 / Musical Youth
カリフォルニア側のゆるい空気をいきなり作ってくれるレゲエポップ。
アルガイルの登場シーンなどで流れ、ホーキンスの重たいホラー展開とは真逆の“ダルい西海岸感”を音楽で演出してくれます。
「Master of Puppets」 / Metallica
エディが裏側の世界で、デモバットの群れを引きつけるために全力で弾き倒す曲。
メタル好きの不良っぽく見えて、実は優しくて臆病だった彼が、最後に**「逃げない自分」を選ぶシーン**に、この曲のタイトルやテーマが重なってくるのがエグい。
今回掲載した曲以外にも、Spotifyでは劇中曲一式がまとめられた公式プレイリストも聴くことができるのでぜひチェックしてみてください!


